ピアカウンセリングについて

皆さんは障害のある人のカウンセリングがあることをご存知ですか?

今日は障害のある人同士がお互いにサポートし合うピアカウンセリングについてご紹介します。

ピアカウンセリングとは

ピア(peer)とは、仲間・同等という意味があります。
同じような立場や背景を持っている人が集まり、対等な立場で話を聴き合います。
障害のある人以外でも様々なピアカウンセリングがありますが、ここでは障害のある人のピアカウンセリングについて紹介します

基本的な方法

まず、2人1組のペアになり、話し手と聞き手に分かれて、同じ時間ずつ話をします。
例えば10分時間があるとすれば、Aさんが5分話をしてBさんはそれを聞きます。その後役割を交代して、Bさんが5分話をしAさんはそれを聞きます。
話を聞くときは、否定・批判はせずアドバイスもしません。また、聞いた話について誰にも言いません。
話をするときは、何を話してもかまいません。(テーマが決められている場合もありますが、基本的に自分が話す時間は自由に使えます。)

ピアカウンセリングの効果

障害者のピアカウンセリングでは、障害のある人だけでカウンセリングを進めてきます。
それによって障害のある人に共通する気持ちや、似たような経験を持つ人同士で安心して話ができます。
障害のあるなしに関わらず、誰かに話を聞いてもらうことで気持ちが楽になるという経験はあるのではないでしょうか?
しかし、障害のあると『困ったこと』をほかの人に言いづらいことがあります。
特に、障害があることで起こるつらい経験やネガティブな気持ちは「どうせ分かってもらえない」と思ったり、「こんなことを考えるのはおかしいんじゃないか」と思って一人で抱え混んでしまうことがあります。
そうしたなかなか人に話しにくいことも、じっくりと共感をもって聞いてもらうことで、自分自身の気持ちに正直に向き合うことができます。

カウンセリングの中で今までしまい込んでいた気持ちを外に出すことで、本当の気持ちや思いに気づき、新しい自分に出会えるかもしれません。
お互いに話を聴き合うという方法なので、「私も人の役に立てるんだ」という自信にもつながっていきます。
ピアカウンセリングは、障害のある人が自分の障害を含めて「私はこれでいいんだ」と自分を好きになること、そして自分らしく生きていくこと、思いを共有できる仲間を作ることができます。

ピアカウンセリングができるところ
ピアカウンセリングは全国の自立生活センターで講座が開かれています。
自立生活センターは障害のある人が運営している団体です。
障害のある人の自立した生活全般をサポートするための相談やサービス提供をしており、その中にピアカウンセリングがあります。
全国のピアカウンセリング講座の情報は『全国自立生活センター協議会』さんのサイトから見ることができます。

イベント情報


西宮市では『メインストリーム協会』さんが毎月第4金曜日に『ピアサロン』という集りを開かれています。
https://www.cilmsa.com/pg61.html

気になる方はそれぞれの主催団体さんにお問い合わせください。

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